これまでMattといえば、まるで西洋の球体関節人形のような、現実離れした美意識の象徴だった。過剰なまでのメイクと、緻密に計算された写真加工。それは彼独自の表現であり、誰も侵入できない聖域のようでもあった。しかし、今回彼が公開した一枚の写真は、その強固な防壁を自ら取り払うものだった。
光と影が自然に落ちる部屋で撮影されたその表情には、いつもの鋭いアイラインも、不自然なほど白いファンデーションもない。そこにいたのは、ただ静かにカメラを見つめる、整った顔立ちの男性だった。このギャップに、多くの人が息をのんだ。