スペイン国旗の意味を徹底解明!赤と黄色や国章の柱に隠された歴史

スペイン国旗の意味を徹底解明!赤と黄色や国章の柱に隠された歴史

スペイン国旗の意味を徹底解明!赤と黄色や国章の柱に隠された歴史にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

スペイン国旗の左側に配置されている国章は、まさに国の歴史を凝縮したダイナミックな絵巻物です。中央の盾(エスカッシャン)は4つに分割され、かつてイベリア半島に存在した中世の主要王国を表しています。

左上にはカスティーリャ王国を象徴する「黄色い城」、右上にはレオン王国の「紫(赤)のライオン」、左下にはアラゴン王国の「赤と黄色の縞模様(カタルーニャのサニェーラ)」、そして右下にはナバラ王国の「エメラルドを配した金の鎖」が描かれています。これらはキリスト教勢力が国土を奪還したレコンキスタ(国土回復運動)の主役たちです。

さらに盾の最下部(先端の切れ込み部分)に目を向けると、小さく可憐な「ザクロ(スペイン語でグラナダ)」が描かれています。これは1492年に陥落したイスラム最後の拠点、グラナダ王国の併合を意味する重要なピースです。

そして中央の小盾には、現スペイン王室であるブルボン=アンジュー家を示す「青地に3つの金の百合(フルール・ド・リス)」が赤の縁取りとともに鎮座。イベリア半島が一つに統合され、現在の立憲君主制国家へと至った歴史と成り立ちの全貌が、この小さな盾の中に克明に刻印されています。

佐々木 一輝
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佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。