日本耳鼻咽喉頭頸部外科学会に所属するアレルギー専門医らは、初夏のアレルギー症状を単なる季節の変わり目の不調と片付けないよう警告する。この時期の主原因である季節性アレルギー性鼻炎は、IgE抗体が過剰に反応することで鼻粘膜の肥厚や充血を引き起こし、激しいくしゃみや水様性鼻汁を誘発する。
さらに、イネ科のアレルゲンはトマトやメロン、スイカなどの果物・野菜に含まれるタンパク質と構造が似ているため、口の中がピリピリする口腔アレルギー症候群(OAS)を併発するリスクも指摘されている。自己判断で市販薬に頼るだけでなく、専門医による抗原検査を受けることが根本解決への近道だ。