捜査関係者によると、児童は道に迷った末に体力を消耗し、寒さを凌ぐために物陰に身を寄せていたとみられる。事件性の有無については現在も慎重な裏付けが進められているが、現時点において第三者が強引に連れ去ったような痕跡は確認されていないという。しかし、なぜ通学路を大幅に外れてしまったのか、どのような経緯でその場所に辿りついたのかについては、本人の体調回復を待って慎重に事情を聴く方針だ。
警察庁の指針に基づき、広域での防犯カメラ映像のリレー解析が行われたことも早期発見につながった。ある社会ニュースの取材に応じた捜査幹部は、「時間が経つほど生存率は下がる。一刻の猶予もない中で、市民からの情報提供と監視カメラの連携が功を奏した」と、険しい表情を緩めながら語った。