しかし、夜干しがすべてにおいて万能というわけではありません。最も懸念されるのが、夜露による湿気です。特に秋口や春先など、夜間に気温が急激に下がる季節は、空気中の水分が衣類に付着し、いつまでも乾かない原因になります。
次に注意すべきは、夜行性の害虫です。ベランダの近くに街灯がある場合、その光に誘われた虫が洗濯物に卵を産み付けたり、繊維に入り込んだりするリスクが高まります。防犯面でのリスクも無視できません。夜間に洗濯物が干しっぱなしになっている家は、留守であるか、あるいは防犯意識が低いとみなされ、空き巣のターゲットにされる危険性があります。