外食チェーンにおけるみそ汁の位置付けを俯瞰すると、松屋のビジネスモデルがいかに独特であるかが浮き彫りになります。主要牛丼チェーンのみそ汁事情を比較してみましょう。
【吉野家】
店内飲食・テイクアウトを問わず、みそ汁はセットメニューまたは単品(約80円〜)として完全に別売りです。創業以来「牛丼一本足打法」を基本としてきたため、みそ汁は有料のサイドメニューという位置付けを一貫して崩していません。
【すき家】
吉野家と同様にみそ汁は有料提供(単品約90円前後、セット割引あり)です。その代わり、豊富なトッピングやセットのバリエーションで差別化を図っています。
【松屋】
競合2社がみそ汁を有料で販売する中、「店内なら無条件でみそ汁が付いてくる」という圧倒的なコストパフォーマンスを長年にわたりブランドの最大の強みとしてきました。そのため、わずか一部地域での有料化であっても、他社以上の激震として受け止められる傾向にあります。