なぜ今、これほどまでに大きな身体を持つプードルが求められるのか。その背景には、ストレスフルな現代社会を生きる人間側の心理的な渇望がある。
片手で抱きしめる小型犬の可愛らしさとは異なり、体重10kg、20kgを超える犬をしっかりと腕の中に収めたときに得られるフィジカルな手応えは別次元だ。しっかりとした骨格、重厚な肉体、そして全身から伝わってくるあたたかな鼓動。ただそこに座っているだけで部屋の空気がなごみ、疲れて帰宅した飼い主を包み込むような包容力を発揮する。デカいということは、それだけで無条件の安心感をもたらす強力な魅力なのだ。