作品に生命を吹き込んだのは、次世代を担う若手実力派として輝きを放つダブル主演のふたりだ。主人公・雪夫を演じた窪塚愛流は、葛藤しながらも愛する人の傍らに立ち続ける青年の揺れる心情を、繊細な眼差しと佇まいで体現した。
対する由真役の蒔田彩珠は、余命宣告を受けながらも大好きなファッションに身を包み、自らの人生を愛し抜く少女を熱演。関係者は「撮影中のふたりの空気感は芝居の域を超えていた。カメラが回っていない時間すら、作中の時間そのものだった」と証言する。ふたりの化学反応が、物語に偽りのない実在感を与えた。