入試を突破する上で偏差値と同等に注意を払わなければならないのが、四日市南高校 倍率推移のダイナミクスです。三重県の後期選抜では出願後に1度だけ「志願先変更」が認められており、この段階で激しい心理戦が繰り広げられます。
四日市南高校普通科の最終実質倍率は、過去数年間おおむね1.10倍〜1.25倍の範囲で安定して推移しています。しかし、当初倍率の段階では1.3倍を超える高倍率を記録することも珍しくありません。この現象が起きる要因は、四日市高校のハイレベルな争いを避けた上位層が安全志向で南高校に流入することにあります。
さらに、当初発表の倍率を見て危機感を抱いた南高校普通科のボーダー層が、出願変更期間に川越高校普通科や四日市西高校へ志望変更する動きが見られます。逆に、桑名高校との間で通学圏内の受験生が倍率を見比べながら出願先を微調整するケースも定着しています。過去の推移から言えるのは、「見かけの倍率の上下に惑わされて安易に志望校を下げると、本来の実力を発揮できないまま後悔を残しやすい」という点です。内申点が目安を超えていれば、倍率が1.2倍を超えていても当日点重視の枠(三重県入試の後期第2・第3段階選抜)で十分に勝ち残ることができます。