手越祐也氏と小嶋陽菜氏の間に熱愛の噂が浮上した最大の引き金は、2010年7月7日の七夕の夜に発生したSNS上の一幕でした。当時、AKB48の選抜総選挙で上位を維持し国民的アイドルへと駆け上がっていた小嶋氏の公式アカウントに、突如として「手越」というわずか二文字のポストが投稿されたのです。
投稿はわずか数分で削除されたものの、スクリーンショットが瞬く間にネット掲示板やSNS上で拡散。「手越祐也と裏アカウントで繋がっているのではないか」「プライベートで交際しているメッセージを誤って公式に投稿したのでは」といった憶測が飛び交い、大手ポータルサイトのトップニュースに掲載されるほどの大騒動へと発展しました。
沈黙が続けばスキャンダルとして炎上しかねない局面でしたが、事態を沈静化させたのはそのわずか3日後、2010年7月10日に国立代々木競技場第一体育館で開催されたAKB48のコンサート「サプライズはありません」のMCコーナーでした。デイリースポーツ等の当時の現場取材記録によると、派生ユニット・ノースリーブスの盟友である峯岸みなみ氏が、ステージ上で小嶋氏に向かって「手越さん!手越さん!」と果敢にイジりを連発したのです。
会場がどよめきと笑いに包まれる中、小嶋氏は必死の表情を浮かべながら「七夕の短冊に『手越』って書いたわけじゃない!」「テレビを見ていて、手越くんが番組に出ていたから、友達と話していて無意識に検索窓と間違えてツイート欄に入力してしまった」と赤裸々に釈明。グループ内の絶妙なチームワークによって疑惑を「笑い話」へと昇華させ、決定的なスキャンダル化を回避した歴史的瞬間でした。