『逆転裁判2』のエピローグ、旅立つ冥を御剣怜侍が見送る空港のラストシーンは、シリーズ史上に残る屈指のエモーショナルな場面としてファンから熱狂的な支持を集めています。
成歩堂に敗れ、自らの検事としてのアイデンティティを見失いかけた冥に対し、怜侍は彼女が持ち帰ろうとしていた「証拠品(成歩堂が助かる決定打となったカード)」を突きつけ、彼女自身の検事としての誇りを問いかけます。その瞬間、常に完璧な仮面を被り、鞭を振るい続けていた冥の目から大粒の涙が溢れ出します。
「私は……狩魔冥よ!」「あなたのように逃げたりしない……!もっともっと、完璧な検事になってみせるわ!」と叫びながら涙を拭う彼女の姿は、父の呪縛から解き放たれ、一人の人間として自立した瞬間を象徴していました。ファンの間で「冥ちゃんは最高にかわいい」「最強のツンデレ」と評される理由は、この圧倒的なプライドの高さと、その裏にある少女のような純粋さ・脆さのギャップにあります。