健康不安説に火をつけた最大の要因は、一時期メディアで取り沙汰された「激痩せ報道」だった。かつて映画『メジャーリーグ2』でタカ・タナカ役を演じた際に見せた大柄で威圧感のある肉体美を知る世代にとって、シャープに絞り込まれた現在の姿は一見すると別人のように映ったのかもしれない。
しかし、この体重減少は病魔によるものではなく、徹底した自己管理の賜物である。60代を迎えた石橋は、健康寿命を意識した食生活の見直しや適度なトレーニングを取り入れ、意図的に体を絞り込んでいた。過酷なロケや暴飲暴食を伴う昭和・平成スタイルのバラエティから一線を画し、長く現役として表現を続けるための肉体改造だったのである。