大雪や地吹雪によって車が完全に立ち往生した場合、寒さと同じくらい警戒すべきが車内の一酸化炭素(CO)中毒です。降雪時にエンジンをかけたまま停止していると、車の周囲に降り積もった雪がマフラーの排気口を塞いでしまいます。逃げ場を失った無色無臭の排気ガスが車内へ逆流し、就寝中や気づかないうちに意識を失い、死に至る事故が毎年のように発生しています。
車内で暖を取る際は、以下の安全対策を徹底してください。
・定期的に外へ出てマフラー周辺の雪を取り除く(周囲の空間を広く確保する)
・窓を数センチ開けて空気の通り道を確保する(風下側の窓を開けるのが鉄則)
・燃料の残量に注意し、防寒着や毛布がある場合はエンジンを切って過ごす時間を設ける
また、冬期に豪雪地帯や山間部を走行する際は、命をつなぐための車載防災グッズをトランクに常備しておくことが不可欠です。
【冬道に必須の車載防災アイテム】
・金属製または強化プラスチック製スコップ(アルミやポリカ製が頑丈で実用的)
・スノーヘルパー(脱出用スタックステップ)& 牽引ロープ
・アルミ製防寒ブランケット・厚手の毛布・使い捨てカイロ
・携帯トイレ(複数回分)& 非常用飲料水・高カロリー行動食
・大容量モバイルバッテリー&乾電池式LEDランタン
・解氷スプレー&スノーブラシ・長靴・防寒手袋