アイドル人気の頂点にいた2000年1月、服飾の道へ進むべくモーニング娘。を早期卒業した決断は、当時の芸能界において異例中の異例だった。メガヒットを連発する巨大グループの渦中にありながら、周囲の熱狂に流されず自らの直感と意志を優先させた決断力。それは今思えば、彼女の生き方全般を貫く太い軸そのものだった。
スポットライトの眩しさに固執せず、自分の手で生活と将来のビジョンを手繰り寄せる。周囲がどれほど惜しもうと、己の引き際と次のステップを自ら決める態度は、後の女性タレントたちのセカンドキャリアのあり方にも大きな影響を与えることとなった。