日本語でよく使われる「スイーツ」というカタカナ語だが、英語圏のレストランでそのまま「sweets」を使うと意図がズレることがある。英語の「sweets」は主にキャンディやガム、小袋のチョコレートといった駄菓子類を指すケースが多い。コース料理の最後に登場するケーキやパフェを指す言葉としては、やはり「dessert」が最も適している。
地域による言葉の選択肢を知っておくことも、実戦的な英会話学習には欠かせない。例えばイギリスやオーストラリアなどでは、食後の甘味を「pudding」や親しみを込めて「pud」と呼ぶ文化が深く根付いている。大衆食堂やパブで「What's for pud?」と尋ねられる場面も珍しくない。アメリカ圏では、パイやアイスクリームなど具体的な料理名を直接口にするスタイルが好まれる。
甘党を表現するフレーズとして重宝されるのが「have a sweet tooth」だ。「I have a sweet tooth(甘いものに目がないんだ)」と添えるだけで、テーブルの会話は一気に和やかになる。食後の腹八分目のタイミングで、笑顔でこの表現を差し込めるようになると、現地でのやり取りが一段と軽やかになるはずだ。