この記念碑的プロジェクトの第一歩を刻んだのは、カナダ出身の映画監督ポール・アルモンドだった。1964年、異なる社会的背景を持つ7歳の子どもたち14人を集め、「7歳の少年を見よ、そうすれば大人になった姿が見える」というイエズス会の古い諺を検証する目的で実験的番組が企画された。
しかし、この単発番組の枠組みを壮大な大河記録へと昇華させたのは、当時リサーチャーとして現場を奔走していたマイケル・アプテッドである。彼が監督を引き継ぎ、21歳、28歳、35歳……と7年ごとに彼らの人生を訪ね続けたことで、プロジェクトは唯一無二の生命力を宿すことになった。観察者と被写体という一線を越えた濃密な信頼関係が、そこには確かに流れていたのだ。