彼のキャリアの原点を振り返ると、第20回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」での鮮烈な受賞劇に辿り着く。誰もが認める圧倒的なルックスで世に躍り出た彼は、すぐに若手実力派としての階段を駆け上がった。映画『BRAVE HEARTS 海猿』での熱い救助隊員役は、爽やかな若手俳優から骨太な役者へと皮を脱いだ象徴的な作品だ。
さらに、大河ドラマ『光る君へ』での藤原伊周役で見せた演技は、劇評家からも高く評価された。野心と焦燥に苛まれる貴族の複雑な心理を、美しくもどこか儚い眼差しで体現。アイドル的な人気にとどまらず、古典文学の世界観に溶け込む重厚な表現力を証明した瞬間だった。