政策金利の引き上げに伴い、住宅市場全体に緊張感が走っている。特に新規借入の過半数を占める変動金利型住宅ローンは、基盤となる短期基準金利の動きと連動するため、今後の支払額増加を懸念する声が後を絶たない。
ネット銀行を中心とした極端な低金利合戦が一定の落ち着きを見せる中、借り手が注目すべきは「金利が上がった時にどう守ってくれるか」という点だ。表面上の金利差がコンマ数パーセントの世界に収斂しつつある今、金利決定プロセスの透明性や、返済難に陥らないためのリスク緩和策を提供する金融機関の価値が再評価されている。