Q1:宮崎駿監督がドワンゴ川上氏にキレた番組は何ですか?
A1:2016年11月13日にNHK総合で放送されたドキュメンタリー番組『終わらない人 宮崎駿』です。短編CGアニメーション『毛虫のボロ』の制作過程において、ドワンゴの川上量生氏らがAI技術によるクリーチャーの動きをプレゼンした際に激怒する様子がノーカットに近い形で放送され、大きな話題となりました。
Q2:宮崎監督はCGやAIなどの最新技術そのものを全否定しているのですか?
A2:技術そのものを完全に否定しているわけではありません。実際に『もののけ姫』の一部や短編『毛虫のボロ』ではCG技術を積極的に導入しています。監督が激怒したのは、技術の存在ではなく、「痛覚や身体障害を持つ他者への想像力を欠いたまま、グロテスクな動きを面白いと提示した開発者たちの倫理観と姿勢」に対してです。
Q3:息子の宮崎吾朗監督に対して試写会でキレたのは本当ですか?
A3:事実です。2006年の映画『ゲド戦記』の関係者試写会において、上映開始から約1時間ほどで途中で席を立ち、ロビーで「座ってられなかった」「気持ちで作っちゃいけない」と厳しく批判しました。ただし、後年の『アーヤと魔女』(2026年)などでは吾朗監督の仕事を評価する発言も残しており、映画作家としての実力と向き合い方を厳格に見定めています。