日曜日の受診において、患者が最も混乱を招きやすいのが「診療受付時間の短縮」と「処方日数の制限」です。医療現場への取材や利用者の口コミ検証から、顕著な2つの実態が浮かび上がっています。
第1の落とし穴は、内科の日曜日午前診療受付に集中するタイムリミットです。日曜日診療を実施しているクリニックの多くは、平日のように午前・午後の2部制を取らず、「9:00〜12:30」などの午前診療のみで終了するケースが目立ちます。さらに、発熱患者の増加時には受付終了予定時刻の1〜2時間前に受付を打ち切る医療機関が続出します。
「日曜日だからと昼過ぎに準備を始めても、近隣の病院が全滅していた」という事態を防ぐため、日曜診療内科のWEB予約システムを導入しているクリニックの事前確保が不可欠です。当日朝7時や8時からオンライン問診・順番待ち予約を開始する施設が増加しており、朝一番のデジタル予約が待機時間を大幅に圧縮します。
第2の落とし穴は、日曜診療内科の即日処方箋における処方日数の制約です。休日当番医や急病診療所では、原則として「休日明けに通常のかかりつけ医を受診するまでのつなぎ」として処方を行うため、処方日数が原則1日〜3日分に限定されます。「普段飲んでいる高血圧や糖尿病の薬を1ヶ月分出してほしい」といった要望は原則として断られる点に留意が必要です。