日本のポピュラーミュージック史において、管楽器がこれほどまでにロックやパンク、クラブミュージックの最前線で鳴り響くようになった背景には、増井朗人という一人のパイオニアの存在があった。19歳でMUTE BEATの重厚なダブに身を投じてから現在に至るまで、彼が一貫して追い求めてきたのは、胸を打つ本物の「音の響き」にほかならない。
時代やジャンルがどのように変化しようとも、彼がスライドを引き、息を吹き込んだ瞬間に生まれるグルーヴは、これからも世代を超えて多くの音楽ファンやミュージシャンたちを魅了し続けるだろう。