「望郷の家」や「四島の架け橋」といった施設が並ぶ高台からは、目と鼻の先に貝殻島や水晶島が視認できる。わずか3.7キロメートル先の貝殻島灯台は、長年の波浪による老朽化が進みつつも、今なお両国間の海域にたたずんでいる。国際情勢の緊張が続く2026年の今も、元島民やその家族、そして訪れる観光客たちがこの地から対岸へ寄せる思いは途絶えることがない。歴史の波に翻弄されながらも、平和への願いを込め続ける場所としての役割は衰えていない。
日本最東端の風が告げる「今」—2026年、納沙布岬で起きている静かな変化と知られざる視線
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