藤間流を習うにあたって最も関心が集まるのが、お稽古の月謝や名取(なとり)・師範免状の取得にかかる費用です。「敷居が高すぎて破産するのではないか」といった極端な噂が囁かれることもありますが、実際の内訳は体系化されています。
日々の稽古にかかる月謝の相場は月7,000円〜15,000円程度(月3〜4回、個人稽古が基本)です。カルチャーセンター等のグループレッスンであれば月5,000円前後から始められる教室もあり、一般的な習い事と大きく変わりません。
費用がまとまって動くのは、実力を認められて流派の名前を名乗る「名取(許状)」や、指導資格を得る「師範免状」を取得する段階です。
藤間流の名取取得にかかる費用総額の目安は、およそ30万〜100万円前後とされています。これには流派本部へ納める許状料(免状代)に加え、お取次ぎいただく師匠への謝礼、審査・お披露目に伴う諸経費が含まれます。さらに指導者資格となる師範の取得には、追加で50万〜150万円規模の費用が目安となります。
教室の評判としては、「基本の礼儀作法から本格的な身体操作まで徹底して学べる」「個人稽古のため上達が早い」という肯定的な評価が大半を占める一方、免状取得や舞台出演については師匠の考え方や教室の方針によって金銭的負担に幅があるため、入門前の確認が推奨されます。