殿堂入りを果たすと、アナウンサーのキャリアは劇的に変化する。多くの者が局を飛び出し、フリーランスとしての道を歩み始めるからだ。テレビ局という後ろ盾を失うフリーの世界は弱肉強食そのものだが、「殿堂入り」という肩書きがあれば、その後の仕事の獲得率は桁違いに跳ね上がる。
広告代理店関係者によると、CM起用におけるスポンサー受けの良さは群を抜いているという。スキャンダルリスクが極めて低く、老若男女問わず認知度が高い。この「殿堂入り」の看板は、フリー転身後のギャランティ交渉において最強の切り札となり、彼らの生涯年収を大きく引き上げる原動力となっているのだ。