時計の針を2012年に戻そう。巨人の正捕手として、そして日本代表の主軸として、阿部慎之助はまさにキャリアの絶頂期にあった。その矢先に報じられたのが、元グラビアアイドル・小泉麻耶との密会疑惑である。深夜のマンションへの出入りが写真付きで報じられると、クリーンなイメージを重視する巨人軍にとって、それは小さくない激震となった。ファンは落胆し、メディアは連日この話題を追いかけた。
野球選手としての圧倒的な実力があったからこそ、この一件はより際立った。グラウンド上でのヒーローインタビューで見せる笑顔の裏で、私生活の乱れが囁かれる。プロのアスリートにとって、私生活の管理もまた評価の対象になるという現実を、この報道は改めて突きつけることになった。