ライブとコンサートの違いとは?現場記者が明かす境界線と最新トレンド

ライブとコンサートの違いとは?現場記者が明かす境界線と最新トレンド

ライブとコンサートの違いとは?現場記者が明かす境界線と最新トレンドの疑問点について、専門知識を詳しくお届けします。

インターネット上のQ&AサイトやSNSでは、日常的な俗説による誤解が散見されます。代表的な2つのトピックについて事実関係を整理しておきましょう。

「ギグ(GIG)」とライブの本当の違い

80年代の日本のロックシーンやアニメ作品の影響で、「ギグは小規模でアングラなライブのこと」「単発の過激なショー」と解釈されるケースが目立ちます。しかし、ギグとライブの違いを語る上で欠かせない歴史的事実は、ジャズミュージシャンのスラングにあります。

1920年代のアメリカにおいて、クラブやバーで演奏するジャズマンたちが「一夜限りの単発の仕事」「短時間の契約演奏」を「gig」と呼んだのが始まりです。現在でも欧米では「今夜小さなバーで数曲演奏する仕事がある」といった文脈で日常的に使われます。日本においてBOØWYをはじめとするロックバンドが「GIG」という呼称を好んで用いたことで、アグレッシブな単独公演の代名詞として定着したという文化的文脈が存在します。

英語圏では「ライブに行く」とは言わない?

日本人が犯しやすい典型的な和製英語の罠が、英語圏での呼び方の真相です。英語圏のネイティブスピーカーに対し「I'm going to a live.」と言っても、文法的に意味が通じません。「live」は基本的に形容詞であり、名詞として興行そのものを表す単語ではないからです。

英語圏では、たとえ相手が激しいヘヴィメタルバンドやヒップホップアーティストであっても、「I'm going to a rock concert.」「I'm going to a show tonight.」と表現するのが標準的です。「concert」という言葉は、欧米ではクラシック専用の言葉ではなく、ポピュラー音楽の大規模公演を含めた「音楽演奏会」全般を指す包括的な語として機能しています。

中島 亮太
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中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。