市内の主要幹線道路では、除雪車がひっきりなしに行き交うものの、瞬く間に新たな雪が路面を覆い尽くす。青森駅周辺や国道4号沿いでは、車道幅が削られてすれ違いすら困難な一本道と化し、通勤・通学時間帯には壊滅的な交通渋滞が発生している。路線バスの運休や大幅な遅延が相次ぎ、物流の滞りによってスーパーの棚から生鮮食品やパンが消える光景も目立ち始めた。
現場で取材に応じた60代の地元住民は「半世紀近く青森に住んでいるが、これほど短期間で雪が積み上がったのは記憶にない。屋根の雪下ろしをしても捨てる場所がない」と肩を落とす。独居高齢者宅の孤立化や、落雪による停電トラブルも散発しており、生活インフラへの打撃は刻一刻と深刻さを増している。