テレビやSNSで目にする著名人たちの、息をのむほど完璧な白い歯列。その多くが短期間で劇的な変化を遂げている背景には、芸能人の綺麗な歯の秘密とも言える高度な補綴(ほてつ)治療があります。
最も代表的なのが、歯の表面や全体を陶器素材で覆うセラミック治療です。わずか数週間の通院で歯の「色・形・並び」をミリ単位で理想通りにデザインできる即効性は、多忙なセレブリティに選ばれる最大の理由となっています。
ただし、セラミック治療のメリットデメリットを冷静に天秤にかける姿勢を忘れてはなりません。
変色せず半永久的な白さを維持できる反面、土台となる健康な天然歯を削る必要があり、場合によっては神経の処置(抜髄)を伴うリスクがあります。一度削った天然歯は二度と元には戻りません。近年は表面をわずか0.2〜0.5mm程度削るだけで貼り付ける「ラミネートベニア」など、低侵襲な技術を選択するケースが増えています。