デジタル化の波は、プルーフローリングにも押し寄せている。従来の目視判定に加えて、センサー技術が導入され始めた。
車両に搭載された加速度センサーやGPSが、走行中の振動や沈下をリアルタイムで記録する。データは自動的にクラウドに送られ、AIが異常箇所を検出する。人間の経験則に頼っていた判定が、数値化・可視化されつつある。
ドローンとの組み合わせ
ドローンによる3Dスキャンと組み合わせる試みも進んでいる。プルーフローリング前後の地形データを比較し、ミリ単位の沈下を検出する。広範囲を短時間で測定でき、人が見落としやすい微小な変化も捉えられる。
ただし、技術が進歩しても、最終判断は人間が行う。センサーは異常を検知できるが、その原因や対策は、現場を知る技術者の知識と経験に依存する。技術は道具であり、それを使いこなす人間の能力こそが、品質を決定する。