有村架純といえば、誰もが思い浮かべるのが「健気で、優しく、少し影のあるヒロイン」という王道のイメージだ。朝ドラ『ひよっこ』で見せた素朴な魅力は日本中の心を掴んだが、その完成された「いい子」のパブリックイメージこそが、現在の彼女を苦しめる足枷になっているのかもしれない。
人間は、あまりにも欠点のない美談や、作られた清純さを前にすると、本能的に「裏があるのではないか」と勘繰りたくなる生き物だ。SNS上での彼女に対する批判的な意見を分析すると、その多くが「作られた優等生感」に対するアレルギー反応であることがわかる。彼女自身が何かスキャンダルを起こしたわけではない。ただ、あまりにも「綺麗すぎる存在」であり続けることが、一部の層には嘘くさく映ってしまうのだ。