しかし、このアプリがもたらすのは安心感だけではない。毎日の授乳量や水分摂取量が数値化され、グラフとして可視化されることで、かえって「もっと頑張らなければ」という強迫観念を生み出しているという指摘もある。SNS上では、「アプリの推奨値に届かないと、自分が母親として否定されているように感じる」といった悲痛な声も上がっている。
デジタルツールによる管理は、客観的なデータを提示してくれる一方で、個人の体質や赤ちゃんの個性を無視した一律の基準を押し付ける危険性を孕んでいる。便利さの裏にある、見えないプレッシャーとの戦いがそこにはある。