多くの企業マスコットキャラクターが2Dのイラストから出発するのに対し、このシリーズの最大の異彩は「本物のぬいぐるみ写真」からグラフィックが作られている点にある。毛並みの質感、光の当たり具合、ボタンの縫い目までがリアルに伝わり、画面越しでも温もりがダイレクトに届く。
一般的なゆるキャラの文脈とは一線を画すこの手法は、切手デザイナーの細やかなこだわりから生まれた。手紙というアナログな温もりを届ける媒体だからこそ、触れられるような実体感を持たせる。このデザイン手法が、子供だけでなく大人のコレクター層を惹きつける最大の要因となっている。