カードの劣化原因はスリーブのズレだけではない。日本の強い湿気や日光に含まれる紫外線(UV)も、カードに深刻なダメージを与える。特にレアリティの高いキラカードは、表面の金属フィルムと裏面の紙素材の伸縮率の違いから、湿気を吸うと前後に大きく反ってしまう性質がある。
最新の保護テクニックとしては、ドライボックスとシリカゲル(乾燥剤)を組み合わせた湿度管理が定番だ。保管時の最適湿度は40%〜50%前後。さらにUVカット機能のついたアクリルケースやローダーを活用すれば、光による色あせも防げる。大切なカードを長期間新品同様の状態に保つためには、スリーブ装着と適切な環境管理という二重の対策が不可欠だ。