彼がスタジオで見せる顔は、常に臨戦態勢そのものである。『モーニングCROSS』の論客として頭角を現し、その後『ABEMA Prime』をはじめとする討論プラットフォームのレギュラーとして定着した古谷経衡。カメラの前では妥協を許さない姿勢を貫き、ネット右翼批判からアニメ文化論まで縦横無尽に語り尽くす。
しかし、番組の合間に見せる舞台裏の素顔は極めて紳士的かつ静かだという。制作関係者は「スタジオを降りると家族の話題を軽々しく口にすることはなく、徹底して仕事人の立ち振る舞いを崩さない」と語る。ABEMAの生放送というスピーディーで過激な空間に身を置きながらも、家庭という聖域を安易な消費コンテンツにしない意志の固さがそこにある。