価格の安さに惹かれて訪れた宿泊者が最も衝撃を受けるのが、オリンピックセンターアメニティ事情のシビアさです。一般的なホテルに用意されている「歯ブラシ、フェイスタオル、バスタオル、ナイトウェア、シャンプー、ボディーソープ、カミソリ」といった消耗品は、客室内に一切常備されていません。
宿泊棟A棟のユニットバス付き客室であっても、石鹸類すら置かれていないのが基本仕様です。敷地内にある売店やコンビニ(ファミリーマート等の出店スペース)で購入することは可能ですが、深夜到着時に手ぶらだった場合、入浴すらままならない事態に陥ります。ドライヤーについても、フロントでの貸出対応や一部共用スペースへの設置にとどまるため、持参が強く推奨されます。
さらに厳しいのが、オリンピックセンター門限と宿泊ルールです。施設の正門および宿泊棟のゲートは夜22時(棟によっては23時)に完全施錠されます。民間ホテルのようにカードキーで夜間に勝手に出入りすることは一切許されず、遅刻した場合は警備本部への連絡と始末書提出を求められるケースさえあります。また、青少年育成の趣旨から、客室フロアでの無許可飲酒や夜間の騒乱行為は厳禁です。「夜の渋谷・新宿で飲み明かしてから帰館する」といった使い方は物理的に不可能です。
なお、ビジネスユースで気になるオリンピックセンターWi-Fi環境は、近年の改修により主要な宿泊棟や研修棟で接続可能です。ただし、夜間のピーク時間帯には接続が不安定になるという口コミ評判も散見されるため、重要なオンライン会議や大容量データの送受信を予定している場合は、モバイルルーターやスマートフォンのテザリング環境を用意しておくのが堅実です。