ネット上のまとめサイトやSNSでは、センセーショナリズムを煽る不正確な言説が散見されます。ここで2つの重大な誤解を是正しておきます。
誤解1:「音源流出」による巨額賠償金や逮捕の危機があった?
報道当時、鈴木達央が当時制作中だったアニメの主題歌や未公開デモ音源を不倫相手に聴かせたと報じられたことで、「情報漏洩による損害賠償請求で破産寸前」「法的処罰を受ける」といった極端な噂が拡散しました。
しかし実際には、法的な訴訟や刑事告訴に発展した事実は一切ありません。もちろん制作関係者からの激しい叱責と信用失墜は免れず、多数の降板という極めて重い社会的制裁を受けましたが、誠心誠意の謝罪と契約解除の合意形成を迅速に行ったことで、法的紛争には至りませんでした。
誤解2:「ビジネスのための仮面夫婦」という憶測
「LiSAのブランドイメージを守るため、スポンサー契約の都合で離婚を先延ばしにしているだけ」という冷笑的な見方も一部にありました。しかし、もしイメージ戦略のみを優先するのであれば、不倫被害者であるLiSAは即座に三行半を突きつけて「自立した強い女性」のポジションを確立する方が、CMや広告の観点からは圧倒的に有利でした。
あえて世間の批判や嘲笑を浴びるリスクを引き受け、夫の更生を待ち、極秘挙式と出産に踏み切ったプロセスは、計算高いビジネスライクな判断では決して説明がつきません。2人の間にあるのは、損得勘定を超えた泥臭い人間愛と覚悟です。