室内だからと安心するのは禁物です。近年、オフィス内での室内型熱中症が重大なリスクとして再認識されています。産業医の診断事例でも、オフィス内で水分補給を怠り、めまいや強い頭痛を訴えて倒れ込むケースが報告されています。
重要なのは「エアコンの設定温度」ではなく、デスク周辺の「実測室温」と湿度の関係です。気温が27度であっても湿度が70%を超えると、暑さ指数(WBGT)が危険レベルに達します。適切な熱中症予防対策を講じないまま「節電」を優先することは、社員の生命と健康を脅かす大きなリスクとなり得るのです。