RGB色空間では、ニュートラルグレーはR、G、Bの値が等しい状態です。例えば、RGB(128, 128, 128)は50%グレー。16進数では#808080となります。しかし、モニターのキャリブレーションによって見え方が変わります。
プロのフォトグラファーは「18%グレーカード」を使用します。これは光の反射率が18%の標準グレーで、カメラの露出を正確に設定するための基準です。1940年代にイーストマン・コダック社が導入したこの基準は、今日のデジタルカメラでも使われています。
色温度と知覚の問題
興味深いことに、人間の視覚システムは文脈によってグレーの知覚を変化させます。エドワード・アデルソンの「チェッカーシャドウ錯視」(1995年)は、同じグレーが周囲の条件によって異なる明るさに見える現象を示しました。これは、脳が色を絶対値ではなく相対的に処理していることの証明です。