牛乳と乳飲料の違いを知る!パックの切欠きマークと成分表示の真実

牛乳と乳飲料の違いを知る!パックの切欠きマークと成分表示の真実

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紙パックの上の端を指で触ったとき、小さな扇状の凹み——「切欠きマーク」に気づいたことはないだろうか。この屋根型紙パックの上部にある切欠きは、単なるデザインの遊び心ではない。視覚障害者が手触りだけで「生乳100%の牛乳」であることを識別し、あける口を間違えないために導入されたバリアフリーの知恵だ。重要なのは、このマークがつけられるのは生乳100%の「牛乳」のみであり、「加工乳」や「乳飲料」には決して存在しない点にある。

原材料の規格にも厳格な一線が引かれている。生乳のみを原料とし、水や他の成分を一切加えず加熱殺菌したものが「牛乳」だ。乳成分基準において無脂乳固形分8.0%以上、乳脂肪分3.0%以上と定められている。一方、クリームや脱脂粉乳といった乳製品を加えて濃縮・調整したものが「加工乳」、さらにビタミン、カルシウム、あるいは果汁やコーヒーといった乳製品以外の成分をプラスしたものが「乳飲料」に分類される。

中川 明日香
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中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。