治療をスタートする前に把握しておきたいのが、通院回数、ダウンタイムの期間、そして費用の保険適用に関するリアルな基準です。
■ 何回で治るのか?治療回数と経過の目安
ニキビ跡レーザーは何回で治るのかという経過の目安として、赤み治療のVビームであれば3〜5回程度(1ヶ月おき)、色素沈着のピコトーニングであれば5〜10回程度(2〜3週間おき)で大幅なトーンアップを実感するケースが一般的です。一方、深いクレーター治療の場合は5〜10回以上の照射を重ね、半年から1年以上のスパンをかけて徐々に凹凸を目立たなくしていく長期的なアプローチが基本となります。
■ 気になるダウンタイムの実際
ニキビ跡レーザーのダウンタイムは照射方式によって大きく異なります。 ピコフラクショナルやVビームの場合、赤みや軽い腫れが2〜3日程度で引くことが多く、翌日からのメイクでカバーしやすいのが利点です。一方、皮膚を蒸散させるフラクショナルCO2レーザーでは、強い赤みや微細なかさぶたが5〜7日間ほど残り、ザラつきが取れるまでに約1週間を要します。仕事や対面イベントのスケジュールを考慮した計画が不可欠です。
■ 保険適用の真相
ニキビ跡のレーザー治療における保険適用の真相として、結論から言うと「ニキビ跡の審美的改善」を目的とした治療は原則として全額自己負担の自由診療となります。現在進行形で炎症を起こしている急性期のニキビ(面皰や膿疱)に対する抗生剤や外用薬の処方は保険適用ですが、治癒後の赤み・凹凸・色素沈着は美容目的に分類されます。ただし、例外として「生まれつきの単純性血管腫」や「重度の肥厚性瘢痕・ケロイド」と医師に診断された特定の疾患に限り、一部のレーザーが保険適用となる場合があります。