メンバーそれぞれが歩んできた個別のキャリアと人生観の変化も、この決断に深く関係している。リーダーである大野智は、長年の芸能活動から離れ、自分のペースで人生を見つめ直す時間を何よりも重視していた。彼を無理に表舞台へ引き戻すことは、他の4人にとっても本意ではなかった。
一方で、キャスターとして確固たる地位を築いた櫻井翔、バラエティやMCとして国民的人気を得ていた相葉雅紀、独立して俳優業や映画制作に独自の道を切り拓いた二宮和也、そして演出家・プロデューサーとして舞台や映像表現を追求する松本潤。それぞれの領域で成熟を深めた4人は、大野智の意思を尊重しつつ、自分たちの個としての生き方とグループのあり方を秤にかけ続けていた。5人の絆が強固だからこそ、互いの選択を縛り付けないという思いが解散という選択に結実したのだ。