専門的な技術を学びたいと考えたとき、多くの人が直面するのが「最終学歴」の壁だ。専修学校の中で中学卒業者を対象とする高等専修学校は、実務に直結する専門教育を行う場として高い実績を誇る。しかし、一般的な高校卒業資格が得られるかどうかを不安視する声は少なくない。
同校では、愛知産業大学工業高等学校との技能連携制度を導入している。これにより、3年間の学びを通じて高等専修学校の卒業資格だけでなく、全日制高校と同等の高等学校卒業資格を同時に取得できる仕組みが完成している。文部科学省から大学入学資格付与指定校としての認可も受けており、卒業後に四年制大学や短期大学へ進学する道も完全に開かれている。
普通科高校では放課後の予備校通いや独学に頼らざるを得ない国家資格の学習も、日々の正規授業に組み込まれている。時間を無駄にせず、10代の貴重な3年間で学歴と実社会で通用するライセンスの双方を手中におさめる構造がここにある。