ハリーポッターコーデを構築する上で、すべての出発点となるのがホグワーツ魔法魔術学校の「4寮」の選定です。各寮には象徴的なカラーと独自の美学が存在し、これらを的確にコーディネートへ翻訳することが垢抜けの絶対条件となります。
スリザリンコーデは、SNSにおいてグリフィンドールと人気を二分する一大勢力です。キーカラーであるディープグリーンにブラック、そして差し色としてのシルバー(またはグレー)を基調とします。レザー調のショートパンツやタイトスカート、辛口のテーラードジャケットを取り入れることで、寮が持つ「野心」「高貴」「ミステリアス」な雰囲気が際立ちます。あえてフェミニンさを抑え、モードかつマニッシュに仕上げるのが洗練見えの鉄則です。
グリフィンドールコーデは、王道のスクールガール・スクールボイスタイルが最も映える寮です。バーガンディ(深紅)にマスタードイエロー、そしてキャメルやネイビーを掛け合わせます。チェック柄のプリーツスカートにチルデンニットベスト、白の角襟シャツを合わせるトラッドスタイルは、ホグワーツの正統派主人公感を最もダイレクトに演出できます。足元にはローファーと白ソックスを合わせるのが王道です。
ハッフルパフコーデは、優しげで親しみやすい「あざと可愛い」世界観を表現できます。マスタードや淡いイエローを主役に、温かみのあるベージュ、ブラウン、アイボリーで全身を柔らかくまとめます。オーバーサイズのケーブルニットやふんわり広がるロングスカート、ボアベストなどを取り入れることで、包容力と愛らしさを兼ね備えたスタイリングが完成します。
レイブンクローコーデは、知的で洗練されたノーブルな佇まいが魅力です。深みのあるネイビーと知性的なブルー、シックなチャコールグレーを基調に構成します。プリーツの端正なスラックスやロング丈のプリーツスカート、ハリ感のあるブロードシャツ、タイトなカーディガンなど、装飾を削ぎ落としたミニマルなアイテム選びが、寮生らしいクレバーな気品を引き出します。