近年、カトマンズやラリットプル(パタン)周辺は、南アジアでも屈指のITスタートアップ都市へと変貌を遂げている。特に2026年現在、日本語と英語を自在に操る若手エンジニアの増加に伴い、日本企業からのITオフショア開発やカスタマーサポートの委託が急増中だ。
ここで威力を発揮するのが、まさに「3時間15分」という絶妙な時差である。日本時間の朝9:00は、ネパール時間で朝5:45。日本側が朝のタスク整理を行っている間にネパール側のメンバーが出社準備を整え、日本時間の12:00(現地8:45)には始業ミーティングをスムーズに開始できる。終業時間も日本側が夕方18:00に業務を終えても、ネパール側はまだ14:45であり、残りの業務や検証作業を現地の業務時間内でカバーできるというタイムゾーン上の大きな強みが生まれている。