なぜ伊勢神宮「多賀の宮」は願いが叶うのか?最強ご利益の秘密を解説

なぜ伊勢神宮「多賀の宮」は願いが叶うのか?最強ご利益の秘密を解説

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外宮正宮の参拝を終え、表参道から案内板に沿って進むと、鬱蒼とした神路山(かみじやま)の原生林へと続く98段の自然石の石段が現れます。この石段こそが、多賀宮へ至る結界の役割を果たしています。

現地を訪れる参拝者の多くが、「石段を一歩ずつ上がるごとに周囲の喧騒が遠のき、空気が急激に引き締まる」と証言します。木漏れ日が差し込む石段の周囲には樹齢数百年の巨木がそびえ立ち、パワースポットとしての荘厳な気配が漂います。段差は不均一な石で組まれているため、足元を一歩一歩踏みしめながら登る行為自体が、心を静め無駄な雑念を払い落とすマインドフルネスな過程となります。

石段を登りきった小高い山頂に佇む多賀宮社殿は、正宮に次ぐ規模を持ち、神明造(しんめいづくり)の端正な美しさを湛えています。社殿の正面に立つと、平地の社殿とは異なる吹き抜ける風の気配とともに、荒御魂ならではの力強い存在感を肌で感じ取ることができます。

なお、参拝記念として需要の高い多賀宮の御朱印事情については事前の把握が不可欠です。神宮の厳格な規律に基づき、外宮境内にある多賀宮・土宮・風宮の個別の社前では御朱印の授与を行っていません。外宮の御朱印は「外宮神楽殿(かぐらでん)の宿衛屋(しゅくえいや)」にて外宮全体の御朱印として一体に集約して授与されます。多賀宮独自の朱印が存在すると誤認して境内で探す参拝者も散見されるため、正しい授与手順を心得ておく必要があります。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。