心理学やプロダクトデザインの視点から見ても、うさぎというモチーフには人間を惹きつける明確な要素が詰まっている。大きな瞳と丸みを帯びた頭部、そして何より感情や動きを可視化する長い耳は、人間の「赤ちゃんに対する愛護欲求(ベビーシェマ)」を強力に刺激する。
猫や犬と比べて表情の変化が乏しい本物のうさぎだからこそ、キャラクター化された際にクリエイターの解釈や描き手の感情を投影しやすいという利点もある。愛らしさ、寂しがり屋なイメージ、時には跳躍力や俊敏さといった対比的な要素を自由に付加できる汎用性の高さが、クリエイティブの無限の可能性を引き出しているのだ。