「このワンピースにポケットさえあれば完璧なのに」と感じる服には、自分でポケットを後付けするカスタマイズが有効です。ミシンがなくても、手縫いや専用接着シートを使えば短時間で実用的なポケットを新設できます。
脇の縫い目(シーム)を利用した手縫いポケットの付け方
スカートやワンピースの両脇に縫い目がある場合、「シームポケット」を後付けするのが最も自然で外から見えません。
手順は以下の通りです。
1. 自分の手の大きさに合わせた袋布を2枚(1つのポケットにつき)用意する。
2. スカートの脇の縫い目を、手が入る長さ(約14〜16cm)だけリッパーでほどく。
3. ほどいた部分の前後の縫い代に、それぞれ袋布の端を中表で縫い付ける。
4. 袋布同士を合わせ、周囲を丈夫な「本返し縫い」または「半返し縫い」でしっかりと手縫いする。
5. ほどいた上下の境目部分に補強のカン止め(数往復のステッチ)を入れて完成。
針と糸を使うのが億劫な場合は、市販のアイロン接着用ポケット布や布用両面テープを活用し、裏地やインナー側に簡易ポケットを貼り付ける方法もあります。重量のあるスマホを入れる場合は耐久性を考慮し、要所だけ手縫いで補強しておくと脱落を防げます。