2000年代初頭のハイテクロードレース用モデル「WAVE RIDER 10」や「WAVE PROPHECY」シリーズの再評価は留まるところを知らない。当時のメカニカルで無機質な造形が、現行のレトロブームと完璧なシンクロを見せている。
デジタルネイティブであるZ世代にとって、有機的な肉厚ソールよりも、スケルトン構造や複雑に交差するアッパーラインの方が新しく映る。無骨でありながらどこか近未来的なオーラ。スラックスの裾からちらりと覗くメカニカルなソール構造が、無難になりがちな現代のスタイリングに鮮烈なフックをもたらす。