大津高校への進学を志望する中学生や保護者が最も気にするのが、推薦セレクションの実態と入試制度です。
大津高校は公立高校であるため、私立校のような「特待生としての学費免除や無試験合格」といった制度は存在しません。入学ルートは大きく分けて2つあります。
- 普通科スポーツコース(または体育系コース):実技検査と面接、調査書による選抜。県内外の有力クラブや中学校からの志願者が集まる。
- 普通科一般入試:熊本県立高校の一般学力検査。当日の学力試験と内申点による純粋な学力勝負。
練習会(セレクション形式の体験練習会)は中学生向けに開催されますが、これはあくまで選手の力量確認や進路相談の一環であり、私立高校のようにその場で合格が内定するものではありません。学業面での基準も厳格に求められ、模試の成績や評定が不足していれば指導陣からも「まずは机に向かって勉強しなさい」と現実的な指導が入ります。
部員数は全学年合わせて約180名から200名前後という大所帯です。トップチーム(Aチーム)だけでなく、B1、B2、C、1年生チームといった細かなカテゴリー分けがなされ、それぞれが高円宮杯の県リーグや九州ルーキーリーグに参戦して実戦機会を確保しています。一般入試で合格した選手が努力を重ねて3年次にトップチームへ昇格する事例も珍しくなく、完全な実力主義でありながら、どのカテゴリーでも同じ指導理念が共有されている点が高く評価されています。