スマートフォンから発信する通常の音声通話は、基本的に「30秒単位」で課金される仕組みが定着しています。一般的にスマホ通話料30秒22円が長年業界の標準とされてきましたが、通信事業者によって基本単価そのものに大きな違いが生じています。
NTTドコモ、au、ソフトバンクの大手3キャリアおよびサブブランド(ahamo、povo2.0、LINEMO、ワイモバイル、UQ mobile)では、特別な割引やアプリを適用しない場合の標準通話料は30秒につき22円(税込)、すなわち1分あたり44円(税込)です。これに対し、IIJmio、mineo、NUROモバイルといった多くの主要格安SIM事業者は、自社ネットワーク内で自動的に中継設備を経由させるオートプレフィックス技術を標準装備しており、30秒につき11円(税込)、1分あたり22円(税込)で通話を提供しています。
つまり、同じ相手に同じ10分間の通話を行った場合でも、大手キャリアでは440円かかるのに対し、半額レートの格安SIMであれば220円で済む計算になります。月々の通話時間が積み重なるほど、この基本レートの差は家計に大きな影響を与えます。